STAP の検索結果:

「名誉毀損で刑事告訴」した顛末記-ダイジェスト版

…た人物です。さらに「STAP細胞増殖液」という名称の乳酸菌液1本500mlを7000円で販売していました) 2.「きのこ組」は、私と家族の本名や詳しい住所情報の他に、当時高校生であった娘の容姿や通学方法をネットで流布しており、また私の「フェイクニュース」が発信されて扇動された人達が出たら、今度は私だけではなく娘がターゲットになる恐れがありました。 3. 私は警察に相談をして、弁護士の助けも借りてなんとか「きのこ組」に対する捜査を開始してもらいました。「きのこ組」の本人特定がで…

裁判所はこう判断した

…して、私(原告)が「STAP論文不正を捏造した」「HPVワクチンの宣伝をしていた」のは真実であるという主張をしました。 ↑乙2号証 ↑乙3号証 ・判決文より 「証拠(乙2, 3) によれば,原告が,自身のツイッターアカウントにおいて, 「論文でSTAP-SCとFI-SCがES細胞とは異なる性質を持つとする実験結果の信頼性についてです。小保方さんの細工が可能で,若山さんが細工に気が付ける手順をとっていなかったという事が判明しました」(乙2) , 「AC129とFLS-Tは, コ…

続2・「名誉毀損で刑事告訴しました」-検察が思ったより酷かった(その2)-

…スカレートの原因が、STAP細胞液の販売に絡んでいて、STAP細胞事件なんですよ。彼女たちは科学者じゃないし、言及をほとんどしなかったんです」 「きのこ組」のブログ記事より http://kinokokumi.blog13.fc2.com/blog-entry-6316.html 検事「なるほど」 片瀬「私は、両方を兼ね備えてたんですよ。米のとぎ汁乳酸菌での3ババトリオの中の片瀬が、今度はおぼちゃんの研究成果に疑問を示している。だから、STAP細胞の存在を根底から無かったこと…

続1・「名誉毀損で刑事告訴しました」-検察が思ったより酷かった(その1)-

…れてきたのは…」 (STAP細胞増殖液の商売がらみだからと、再度説明しようとしているのに、遮られる) 検事「みんなで、戦っていれば良かったんじゃないの?」 検事「だから今回は、ただそのツイッターなりね、FC2でもやる事が酷いっていうことになればね、ちゃんと追い出されたりするでしょ。本来」 片瀬「そんなの、追い出されないですよ。いつまでもだから。ええとね、言いたい人は言うんですよ。それを相手にする人が増えていくのが問題なんですよ。だって、あの…」 検事「FC2ブログを見ていたら…

「悪意のない間違い」という誤訳について

STAP細胞に関する研究不正の認定で、不正行為かどうかを判断する基準として、理化学研究所の「科学研究上の不正行為の防止等に関する規程」(平成24年9月13日規程第61号)において、 「研究不正(Research misconduct)」の定義に「悪意のない間違い及び意見の相違は含まない」とされていた事で、不適切な画像操作等の行為に対して「小保方さんには、悪気は無かったのだから不正行為ではない」と解釈する混乱が起きてしまいました。※現在でも、まだこの混乱した定義で小保方さんの行…

『石の虚塔』と研究不正

…からも脅された。 (STAP事件でも、不正の疑義を指摘した人達に脅迫などの嫌がらせが行われた) この状況を変えたのが、大手メディアが調査に乗り出した事であった。2000年8月に毎日新聞に取材班が編成され、本格的に調査が開始された。藤村の発掘現場をこっそり望遠レンズで見張り、捏造の決定的な瞬間を撮影した(2000年10月22日)。 写真と動画を見せられた藤村は捏造を白状した。 このスクープは連日マスコミで取り上げられ、それまで捏造を指摘されても対応しなかった考古学界は未曾有の混…

ネットでの匿名告発の問題点

…やはり深刻さの程度(STAP細胞論文等と比べて…)は別として本調査に移行して精査する内容だったと思うと、複数の先生方からご意見を頂いています。 私のブログにUPした石井俊輔氏の論文疑義に関する解説です。 http://d.hatena.ne.jp/warbler/20140424/1398320093 http://d.hatena.ne.jp/warbler/20140920/1411196357また、石井氏とはこの件に関してメールで何度かやりとりをしており、石井氏からは疑…

(参考)STAP細胞論文まとめ−Nature Article論文

…する上での参考用に、STAP細胞の主論文であったこの論文内容をまとめたものをUPしておきます。 (EDと略しているのは、Extended Data Figure)Stimulus-triggered fate conversion of somatic cells into pluripotency http://www.nature.com/nature/journal/v505/n7485/full/nature12968.htmlHaruko Obokata, Teru…

理研外部調査委員会報告の内容整理2−STAP論文の不正認定

STAP細胞論文に関する理研外部調査委員会報告のSTAP細胞に関する解析結果の内容整理をしました。 (*を付けた文章は、私のコメント)理研外部調査委員会報告の内容整理1−STAP細胞の正体はES細胞 の続き http://d.hatena.ne.jp/warbler/20141230/1419934465STAP細胞の正体がES細胞であると判明し、さらに信頼性のあるデータがほとんど無いという、悲惨な調査結果でした。前回の調査結果と合わせて、Article論文に3件の捏造と1件…

理研外部調査委員会報告の内容整理3−STAP論文で不正認定されなかった項目

STAP細胞論文に関する理研外部調査委員会報告のSTAP細胞に関する解析結果の内容整理をしました。 (*を付けた文章は、私のコメント)理研外部調査委員会報告の内容整理1−STAP細胞の正体はES細胞 http://d.hatena.ne.jp/warbler/20141230/1419934465理研外部調査委員会報告の内容整理2−STAP論文の不正認定http://d.hatena.ne.jp/warbler/20150114/1421255558の続き<ES細胞混入を故意…

理研外部調査委員会報告の内容整理1−STAP細胞の正体はES細胞

STAP細胞論文に関する理研外部調査委員会報告のSTAP細胞に関する解析結果の内容整理をしました。資料:理化学研究所「調査報告」平成26年12月26日 研究論文に関する調査委員会 •調査報告書(全文)http://www3.riken.jp/stap/j/c13document5.pdf •調査報告書(スライド)http://www3.riken.jp/stap/j/h9document6.pdf<解析結果のまとめ> FES1(ES細胞)→STAP-SC FLS, FI-SC…

論文不正に関する不適切な画像処理について

…クローズアップ現代:STAP細胞はあるのか 〜検証 小保方実験]より http://www.nhk.or.jp/gendai/kiroku/detail02_3482_1.html 「左の寒天には線が3本現れていますが、右の寒天には線が2本しか現れていません」 この様に、結果が違って見えることはよくあります。 そのため、別々のゲルで流した写真を、同一のゲルで流したかの様に切り貼りして表示することは不適切になります。他にも、泳動時間や電流・電圧の違いにより移動度が異なってくるの…

2014年6月16日 若山照彦教授の会見メモ

…。※その後の解析で、STAP-SC FLSのGFP遺伝子挿入位置が15番染色体ではない可能性が判明しており、この件については別の記事で解説しています。http://d.hatena.ne.jp/warbler/20140712/1405180002 http://d.hatena.ne.jp/warbler/20140710/1404987809<若山さんの証言など> (参考)FNN 動画 https://www.youtube.com/watch?v=hD3Wd9cpo78…

STAP現象の検証実験に関する会見記録 2014年4月7日と8月27日

<STAP現象の検証実験> 4/7日と8/27に行われた会見での、質疑応答での検証チーム側の応答の内容について「記録」としてまとめました。 記事が長くなってしまうので記者側の質疑は省きました。 (坪井理事、相澤特別顧問、丹羽プロジェクトリーダー、小保方ユニットリーダーの敬称を略させて頂きました) ※私からの質疑と補足、意見を入れています。 応答の内容は冗長にならないように、全般に要約しています。 実験総括責任者: 独立行政法人理化学研究所発生・再生科学総合研究センター 特別顧…

2014年8月27日の理研のアクションプランに関する記者会見の記録

…ついては書いている。STAP問題はCDBで発生して、そこでの制度疲労という形での問題と考えて改革案を出している。他のセンターについて今直ちに見直しをするというまでの問題ではないと判断している。川合:他のセンターに関しては、それぞれミッションを持った研究を遂行してもらっている。現時点で、そのアクティビティーを削ぐことは想定していない。 P16にCDBの改革的な出直しの具体的なプログラム名が書かれているが、これはCDBが中期計画で実施しなければいけないマストアイテムとしての研究で…

若山さんの記者会見(2014/6/16)の配布資料にあるPCR解析データ

…スから作製したはずのSTAP-SC FLSは、この位置に挿入遺伝子を持たない。(=元マウスとは別系等と判明) [15番染色体に挿入遺伝子が存在するか?] STAP-SC FLSは、15番染色体に挿入遺伝子をヘテロで持つと解釈された。 ↓ しかし、STAP-SC FLSの由来を解明する目的で遺伝子挿入部位の解析を進めたところ、挿入された遺伝子にはCAG-GFPの他に [acrosinプロモーター(15番染色体あるDNA配列)]−[GFP遺伝子] という構成をもっていることが判明…

Nature誌のSTAP細胞論文取り下げ告知文に関する経緯について

…とやりとりした結果、STAP細胞論文取り下げ告知文に関する混乱の経緯が判明しました。若山さんがNature誌に送った取り下げ理由(5)のSTAP幹細胞の遺伝子解析の結果について説明した英文が誤読を招くもので、それによって若山さんが意図した意味ではない解釈をされたことが原因でした。以下は、若山さんの説明です。 1. 論文撤回理由書がnatureから出される直前になって、FLSにはCAG-GFPだけではなく、15番染色体上に存在する遺伝子のプロモーターにGFPをつないだものが合わ…

6/16の若山教授の会見で判明した事など−STAP細胞がES細胞である可能性について

…本情報:若山さんは、STAP細胞に関する実験で、キメラマウスの作製とSTAP幹細胞・Fgf4誘導幹細胞の樹立を担当。この記事で、 Nature Article論文とは、 Stimulus-triggered fate conversion of somatic cells into pluripotency Nature 505, 641–647 (30 January 2014) | doi:10.1038/nature12968 http://www.nature.com…

石井俊輔氏が責任著者となっている論文に関する疑義を頂きました

…た。 なお、石井氏はSTAP細胞論文の調査委員会委員長をされている方です。 (追記:石井氏は、この疑義が出された後に委員長を交代されました)相談者から頂いた資料を公開し、他の方々にも検証して頂きたいと思います。資料(PDFファイル)はこちらです。 石井俊輔氏が責任著者である論文についての疑義 - コピー.pdf 疑義が指摘されている論文は、次の2本です。(1) Oncogene. 2008 Feb 14;27(8):1045-54. Epub 2007 Aug 13. htt…