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新聞報道とEM菌(3)-2007年〜2014年のまとめ-

<関連記事>
新聞記事とEM菌(1)−データ解析編−
http://d.hatena.ne.jp/warbler/20130428/1367118998

新聞記事とEM菌(2)−考察編−
http://d.hatena.ne.jp/warbler/20130428/1367131822

新聞記事とEM菌−データ更新
http://d.hatena.ne.jp/warbler/20140118/1390023885

新聞記事にEM菌がどの様に紹介されてきたか、その動向について2007年1月〜2014年12月の日本国内のEM関係記事(2050件)を拾い集めて解析してみました。
情報のベースとしたのは、過去に新聞に掲載されたEM関係の記事のリストを紹介しているEM環境マガジンWeb Ecopureの「EM関連の新聞報道」とEM研究機構の「EMニュース」です。
http://www.ecopure.info/book/paper.html
http://www.emro.co.jp/topics/index.php?srccode=emnews&page=1
それと、このリストから漏れている記事についても検索して追加しました。まだ検索漏れがあるかも知れないので、これで全てではないとは思います。

※新聞記事は、記者・新聞社が記事にしなければ掲載されないので、実際の普及状況をそのまま反映しているとは限りません。この解析は、どういう活動が新聞記事として取り上げられてきたかを調べたものです。


2010年以降、EM関連記事数の減少が続いています。


従来は6月前後に記事数のピークがあったのですが、2014年にはそれが見られませんでした。


EM関係記事は、環境分野のみならず農業分野でも減少しています。


河川や湖・海などへのEM投入に関する記事数の減少が大きいです。


園児から大学生までが関与しているEM関係記事は全体の20〜35%で、大きく変化はしていません。


小学生・中学生が関与しているEM関係記事は全体と連動して減り続けています。


小学生が関与しているEM関係記事は環境分野のものがほとんどです。


小学生関係では河川・湖・海やプールへのEM投入記事数が多かったのですが、他も含めて全体的に減少しています。

※全般に新聞に掲載されるEM関連記事は減少を続けています。
EM提唱者の主張やEMの使用方法に関する批判が続けられており、新聞社が記事にするのに慎重になってきている可能性があります。メディアに登場する回数が減ったことで、EM推進団体の宣伝力が落ちてきているのではないかと思われます。
(ただし、記事にされないだけでEMが従来通りに使用されている事は考えられます)

参考までに、福島FMの「うつくしまEMパラダイス」というEM宣伝番組が2012年7月から放送開始されましたが、今年1月で終了しています。
東日本大震災後のEM関係団体の広まり」で解説しましたが、
http://d.hatena.ne.jp/warbler/20130326/1364305538
特に原発事故後に福島県放射能汚染対策にEMを利用する団体が増えていました。
このラジオ番組は、福島では十分にEMが広まったので宣伝の役割を終えたのでしょうか。