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名誉毀損で刑事告訴しました

※ネットにおける執拗な誹謗中傷行為に悩まれている方達の参考にもなると考え、刑事告訴までの経緯をUPします。

 今年の4月半ば以降、「きのこ組組長」を名乗る人物から一方的な事実無根の中傷と罵倒を中心とする嫌がらせ行為が続いていました。

 「きのこ組組長」によるツイッターを介した嫌がらせは、10月7日にツイッター社から彼女のアカウントが凍結されるまで続きました。
 以下のグラフは2014年3月1日から10月7日までの記録です。


 この期間にツイートされた 、
 「きのこ組組長」の「kumikokatase」または「片瀬」を含むツイートは850件、@kumikokataseを含むツイートは639件ありました。
 そのほぼ全てが私への罵倒や揶揄、中傷による嫌がらせを含むものです。

「きのこ組組長」のブログにおける片瀬久美子に対する中傷記事(中傷記事をリンクしている記事も含む)の3月1日から10月27日までの記録です。

 この期間に、「きのこ組組長」のブログで片瀬久美子に言及した記事数は82でした。
 ツイートと同様、ほぼ全てが私への誹謗中傷や罵倒をしているものです。
 一方、私のブログで「きのこ組組長」を名指して言及したのは、この記事が初めてです。

「きのこ組組長」による誹謗中傷の様子は、こちらのTogetterにまとめています。
・きのこ組 組長のツイート(保存用) 2014/05/13 http://togetter.com/li/666768 
(このまとめには、9月初め頃までツイートを追加し記録していきましたが、収録ツイート数が多すぎて編集作業が重くなり、途中で収録をストップしています。続編は非公開まとめとして作成してあり、アカウント凍結までの記録を残してあります)

 「きのこ組組長」による私個人に対する誹謗中傷が盛んに行われ始めたことから、4月後半から地元警察の刑事課に少しずつ相談していました。その後、私の家族(夫)や仕事関係者、私が活動を応援している人達への悪質で執拗な嫌がらせも始まり、名誉毀損として処罰できないか担当刑事と相談を始めました。

 私への誹謗中傷をしているブログ記事やツイートをプリントアウトして警察に提出していましたが、最初は、ネットでありがちな「売り言葉」と「買い言葉」でエスカレートしてしまう日常的なトラブルだろうと思われてしまい、なかなか取り合ってもらえませんでした。

 私の方からは「きのこ組組長」をできるだけ相手にしない様にしましたが、誹謗中傷は酷くなる一方となり、5月には「きのこ組組長」のブログに書かれた虚偽を真に受けた人が多数出てしまい、ツイッターで「早くぶっ殺そうぜ」と私への殺害行為を煽る人まで出てしまいました。(次のツイートでは、私は「3ばばトリオ」の1人としてリンクされた「きのこ組組長」のブログで名指しされています)

 こうした誹謗中傷などの嫌がらせの状況を担当刑事に把握して頂く目的で作成したのが、先に紹介したTogetterです。

 私への誹謗中傷を多くの人達が鵜呑みにしてしまい、それによって殺害行為にまで言及され始めた事で、このまま放置するのはやはり危険ではないかと考え、ネットの誹謗中傷対策を得意とする、実績のある弁護士さんに相談をしました。
 その弁護士さんから「刑事的にも名誉毀損が成立するのではないか」等の助言を頂き、代理人契約を結びました。

 5月末、私への誹謗中傷の悪質化を確認した担当刑事が立件を視野に検討を始めて下さいました。

 6月初旬、名誉毀損で立件する対象のブログ記事を定め、その他のブログやツイッター、フェイスブック等での書き込みは、悪質性を基礎付ける事情として扱っていくことにして、代理人弁護士と担当刑事によって慎重に刑事告訴に向けて動き始めて頂きました。

 7月末に、被害届けの正式受理と調書の作成をして頂きました。

 その後、8月上旬に笹井芳樹氏の自殺を契機に、「きのこ組組長」からの迷惑行為が一層エスカレートしました。私が笹井氏の暗殺に関わっていたとされる陰謀論がネットで広められましたが、この陰謀論の大元になったのも「きのこ組組長」のブログ記事でした。
次のブログ記事で、経緯の解説をしてあります。

・片瀬久美子は笹井氏暗殺の首謀者?勝手に自殺と断定した極悪人?
http://ameblo.jp/harubird/entry-11906585226.html
 このブログ記事の中で記述している「様々な陰謀論を誘発する切っ掛けとなった大元のブログ」とは、
「きのこ組組長」のブログを指しています。
http://megalodon.jp/2014-0808-0940-57/kinokokumi.blog13.fc2.com/blog-entry-6524.html

 彼女の最初のブログ記事(下図の左)では、私のツイートより先にあったFNN速報による死亡報道は入れられていませんでした。下図の赤と青の四角い枠線は片瀬が描き加えました。
(魚拓)
http://megalodon.jp/2014-0807-0621-25/kinokokumi.blog13.fc2.com/blog-entry-6524.html

 この最初のブログ記事を元に、飯山一郎氏が笹井氏の死亡に関する陰謀論をブログで展開しました。
 飯山一郎氏のブログより http://grnba.com/iiyama/index.html#ii08061

 さらにリチャード・コシミズ氏がブログでこの陰謀論を紹介し、それがYahoo!ニュースにまで転載されたことで、ネットで一気に広められました。また、日大芸術学部で教鞭をとる山崎行太郎氏も「きのこ組組長」に同調して、特に8月以降から私への誹謗中傷を盛んに行う様になりました。

 この様に私への誹謗中傷に参加する人達が増えてエスカレートしていくのに対し、なかなか警察の動きが遅くてやきもきしましたが、10月7日に「きのこ組組長」のツイッターアカウントが凍結され、彼女からのツイッターを介した誹謗中傷が阻止された事とあわせて、「アカウント凍結」という事実が「きのこ組組長」による行為の悪質性を裏付ける客観的な状況証拠に加わりました。

 刑事告訴は被告訴人不詳でも書類作成ができますが、開示されたIPアドレスの情報から被告訴人「きのこ組組長」の特定ができる見込みが高かったので、最初の取り調べが終わって被告訴人の特定ができてから作成して提出することにしました。

 10月24日、「きのこ組組長」の家宅捜索と取り調べ。
 10月28日、名誉毀損として刑事告訴状を提出し、受理されました。

 警察に最初の相談をした4月後半から告訴状受理まで6ヶ月かかりましたが、その間、担当刑事さんは慎重に立件について検討し、法律に従った手続きにより被疑者の特定をして、刑事告訴にこぎ着けて下さいました。代理人となって頂いた弁護士さんの有用なアドバイスや警察側との交渉、的確な告訴状の作成など、有能なプロの仕事に感心すると共に感謝しております。

 なお、まだ告訴状が受理された段階であり、起訴に向けてまだまだ手続きがあります。この件に関しては、今後の捜査等への影響を考えて、ここに書いてある事の他には言及しないつもりです。


(【監修】 清水陽平弁護士)


参考本:

突然、僕は殺人犯にされた (竹書房文庫)

突然、僕は殺人犯にされた (竹書房文庫)

その「つぶやき」は犯罪です: 知らないとマズいネットの法律知識 (新潮新書)

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