研究不正

石井俊輔氏が責任著者となっている論文に関する疑義を頂きました

理化学研究所の石井俊輔上席研究員が責任著者となってる論文に疑義があるとして、匿名の方から相談されました。 なお、石井氏はSTAP細胞論文の調査委員会委員長をされている方です。 (追記:石井氏は、この疑義が出された後に委員長を交代されました)相談…

「ある大学で起きた研究不正についての実例」の補足

「ある大学で起きた研究不正についての実例」 http://d.hatena.ne.jp/warbler/20131207/1386394597 で紹介した事例について、学術振興会から状況の説明をして頂いております。 日本学術振興会研究助成第一課の担当者に公表の了解を得られましたので、掲載し…

第36回日本分子生物学会 理事会企画フォーラム「研究公正性の確保のために今何をすべきか?」後記

理事会企画フォーラム「研究公正性の確保のために今何をすべきか?」 http://www.aeplan.co.jp/mbsj2013/mbsj_forum.htmlこの企画をされた分子生物学会の理事会の方達は、かなり真剣に研究不正防止について考えています。 このフォーラムには、NHKや複数の新…

ある大学で起きた研究不正についての実例

ここで紹介する実例は、 第36回日本分子生物学会で開催された 理事会企画フォーラム「研究公正性の確保のために今何をすべきか?」 http://www.aeplan.co.jp/mbsj2013/mbsj_forum.html の、第1セッションと第5セッションで話題提供させて頂いたもので、そ…

「研究不正」をどう防ぐか<上>

WEBRONZAより転載、加筆。 http://astand.asahi.com/magazine/wrscience/2013082000008.html 研究不正、特に論文の捏造は重大な問題であり、学問への信頼を揺るがせるものです。発覚するしないに関わらず、不正を行った本人だけではなく周囲の人達も巻き込ん…

「研究不正」をどう防ぐか<下>

WEBRONZAより転載、加筆。 http://astand.asahi.com/magazine/wrscience/2013082000009.html<上>では、研究不正が行われている状況とその背景について書きました。続く(2)では、どうすれば不正を減らせるのか、第三者機関による監視の必要性も含めて考…